エコキュートが凍結してしまったらどうしたらいい?対処法を紹介

公開日:2024/12/15 最終更新日:2024/12/18


冬の寒さが厳しくなると、エコキュートが凍結しないか心配になります。とくに寒冷地では、予防策を講じていても凍結が避けられない場合があります。凍結してしまうとお湯が使えなくなり、生活に大きな支障をきたすでしょう。そこで本記事では、エコキュートが凍結してしまった際の具体的な対処法を紹介します。

なぜエコキュートが凍結してしまうのか

エコキュートとは、室外に設置された機器でお湯を沸かして貯めておき、必要なときに給水給湯の配管を通して室内にお湯を供給する給湯器のことです。

エコキュートの仕組み自体は非常に便利ですが、冬季には凍結のリスクがあります。なぜエコキュートが凍結してしまうのか、原因を見ていきましょう。

エコキュートが凍結してしまう原因

エコキュートの構造上、室外機と室内の給湯設備をつなぐ配管は外気温の影響を強く受けます。冬場に気温が急激に低下して0℃以下になると、配管内の水が凍結する可能性があります。とくに、氷点下の日が続くと、リスクは一層高まるでしょう。

したがって、寒冷地ではとくに注意が必要です。最悪の場合、配管内で水が凍ると、水の体積が増加し、配管が破裂するリスクも。

なお、凍結が発生すると、エコキュートのリモコンにエラーメッセージが表示されるケースがほとんどなので、おかしいなと思ったらエラーがでているか確認してください。

エコキュートが凍結してしまった場合の対処法

エコキュートが凍結してしまうと、日常生活に大きな支障をきたします。そこでこちらでは、凍結してしまったときの対処法をみていきましょう。

漏電遮断器を切る

凍結によってエコキュートにエラー表示が出た場合、最初におこなうべき対処法は漏電遮断器を切る方法です。エラーを確認したら、まずは漏電遮断器をオフにしてください。数分間待ってから再度オンにすると、エラーが解除される可能性があります。

ただし、漏電遮断器をオフにする方法はエラーを一時的に解除する方法であり、凍結そのものが解消されたわけではありません。

気温が上がるのを待つ

凍結は気温の上昇とともに自然に解消されます。時間に余裕がある場合は、自然解凍を待つのもひとつの方法です。日中の気温が上がる時間帯にかけて、凍結した配管が徐々に溶けていくのを待ちましょう。

この方法はリスクがなく、安全に解決できる方法ですが、時間がかかるため、急ぎの場合には適していません。

ぬるま湯をかける

急いで解凍したい場合には、凍結した配管部分にぬるま湯をかける方法をおすすめします。この際、絶対に熱湯は使用しないでください。熱湯をかけると急激な温度差により配管や部品が破損する危険性があります。

ぬるま湯を使用する際は、まずタオルや布を凍結した配管部分にかけます。次にタオルのうえから少しずつぬるま湯を注いでください。一度に大量のぬるま湯をかけるのではなく、少しずつじわじわとかけて、配管をゆっくりと解凍します。

最後に、解凍されたことが確認できたら、エコキュートが正常に動作するかを確認しましょう。お湯が出るようになったら、凍結が解消された証拠です。

エコキュートの凍結を予防するためには

エコキュートの凍結を予防するためには、いくつかの効果的な方法があります。紹介する対策を実施すると、寒冷地でも安心してエコキュートを使用できるでしょう。

以下に、具体的な予防法を紹介します。

浴槽にお湯や水を残しておく

フルオート機能が備わっているエコキュートを使っている場合、浴槽にお湯を残したままにしておくのをおすすめします。これは、凍結予防運転が自動的におこなわれるようにするためです。

浴槽にお湯を残しておくと、システムが適宜温度を管理し、配管内の水が凍結するのを防げます。

少しだけ水を出し続ける

凍結予防の基本的な方法として、少しだけ水を出し続けるという方法があります。水が流れる状態を保ち、給湯配管の水が凍るのを防ぐことが可能です。

具体的には、1分間にコップ1杯分程度の水が出るように蛇口を開けておくのがポイントです。前述の方法は非常にシンプルで効果的ですが、水道代が少し増える可能性があるため、その点を考慮しておこなってください。

給湯配管カバーを取りつける

ホームセンターなどで手に入る凍結予防用の給湯配管カバーを取り付けるのも有効です。凍結予防用の給湯配管カバーは断熱材で作られており、配管を外気の寒さから守る役割を果たします。

取り付けも簡単で、寒冷地においては大変有用な対策となります。配管全体をしっかりとカバーすると、凍結のリスクを大幅に減少できるでしょう。

凍結防止用ヒーターを取りつける

より確実な凍結予防策として、凍結防止用ヒーターを取り付ける方法があります。ヒーターは一定の気温以下になると自動的に作動し、配管を温めて凍結を防ぎます。

前述の方法は、専門業者に依頼して取り付ける必要があり、費用もかかるため、予算に余裕がある方におすすめです。ヒーターを設置すると、厳寒期でも安心してエコキュートを使用可能になります。

まとめ

今回は、エコキュートが凍結する原因、凍結してしまった際の対処法、そして凍結を予防するための方法について解説しました。これらを理解しておくのは、寒冷地でエコキュートを使用するうえで非常に重要です。今回紹介した凍結を防ぐための対策を事前に講じると、トラブルを未然に防ぎ、エコキュートの機能を最大限に活用できます。もし凍結してしまった場合も、適切な対処法を知っていれば、迅速に問題を解決できるでしょう。今回紹介した知識を活用し、冬の寒さにも安心してエコキュートを利用できるように備えましょう。

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